スマートフォン所持者のほとんどが利用しているLINE(ライン)。今では無くてはならない存在になりましたよね。LINEの他にも似たようなアプリがあるにも関わらず、なぜかLINEを利用してしまうのは、それだけ使い勝手が良いからですよね。筆者も仕事やプライベートどちらでも利用しており、毎日の生活に必要不可欠なアプリです。
大人だけでなく子供も使うLINEですが、近年はSNSを使ったいじめや犯罪が増えており、子を持つ親は心配になったこともあるのではないでしょうか?そこで今回は子供がLINEを利用する際の危険性や対策、さらに子供を危険から守るアプリについてご紹介します。
LINEとは日本のIT企業であるLINE株式会社が提供しているモバイルメッセージングアプリです。2011年にサービスを開始して以来、スマートフォンやパソコンを利用して友達や家族とのテキストメッセージや音声通話、ビデオ通話や写真の共有などができるプラットフォームとして広く普及しています。
ラインはその使いやすさや機能の豊富さだけでなく、スタンプや絵文字などを使った楽しいコミュニケーションの手段としても知られています。さらにニュースやゲーム、買い物など様々なコンテンツも提供しており、日常生活において幅広く利用されています。
結論からお伝えすると、子供でもLINEを登録することができます。ただしLINEは、青少年保護を目的として、2020年1月に利用推奨年齢を12歳以上に設定しています。LINEでは青少年のLINEユーザーをトラブルから未然に守るため、18歳未満の方はLINEのID設定およびID検索、電話番号を利用した友達検索、オープンチャットの一部機能を利用することができないよう、部分的な機能制限を実施しています。
全ての機能を利用するためには、LINEアプリ上で年齢確認を行う必要があります。
次に未成年がLINEを利用するにあたっての危険性と対策について解説します。まず危険性については以下のような点が挙げられます。
個人情報や居場所などが誤って共有される可能性があります。特に現代では様々なSNSに個人情報を拡散される危険性もあります。未成年者はプロフィールや設定で個人情報を載せないよう、適切に管理をすることが重要です。
LINEは家族や友人とのコミュニケーションに使われることが一般的ですが、知らない人から友達リクエストが来ることもあります。何気なくリクエストを受け入れることで、安全性が損なわれる可能性があります。友達に追加するのは知り合いに限定することで、危険を回避することができます。
LINE上で不適切な動画や画像、また危険なサイトのURLなどに接触する危険性があります。友人間ならまだしも、先に紹介した知らない相手からのコンタクトで送られてくる可能性もあります。怪しいと感じたら、気軽にアクセスしないことが肝心です。
未成年者で特に多いトラブルは「いじめ」です。メッセージの無視やグループラインの強制退会など、近年ではネット上のいじめが増えているようです。特に未成年者はネット上だけでなく、通学している学校で毎日友人と顔を合わせるので、オフライン上のいじめに発展する可能性もあります。
長時間LINEに費やすことで、学業や家族との時間などに支障をきたす可能性があります。子供だけで時間管理できない場合は、保護者との間でルールを設けるなどの対策をする必要があります。
これらの危険性が潜んでいるものの、現代において子供にLINEを利用させないというのは難しいですよね。なのでLINEを利用することを前提に危険性を説明する必要があります。有効な伝え方として、具体的な事例を参考にリスクを説明すると良いでしょう。
子供全員がそうではありませんが、子供は危険性をそこまで重要視していない傾向にあります。というのも身近にLINE上のトラブルで起きた被害者がいないと、自分には関係ないと思うからです。保護者が子供に対して危険性を伝える際は、ぜひトラブルの具体的な事例をセットで伝えてみましょう。
近年はLINEに限らず、様々なSNSが増えてきました。楽しい反面、トラブルに巻き込まれる可能性も増えたということです。子供にはやはり、安全を確保した上でSNSを利用してほしいですよね。そんな親の思いを実現できるペアレンタルコントロールアプリ「AirDroid Parental Control」を紹介します。
「AirDroid Parental Control」は一言で表すと、子供の安全を優先したアプリです。このアプリを使用すると、リアルタイムで子供のデバイス画面を自身のデバイス画面に映し出し、学校でどのようなアプリを使用しているかや、その使用頻度を確認し、スマートフォンへの依存を防ぐことができます。また子供のデバイスの場所を追跡したり、通知を同期したりする機能も備えています。
犯罪などのトラブルやイジメ問題などにも早急に対応することができるので、子供を守るためにもこのアプリを導入することを強くお勧めします。iPhone、Androidどちらにも対応しているので、まずはお子様にアプリの説明をして理解を得た上で検討してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?今回は「LINEの危険性と対策解説」というテーマをもとに、LINEとは何か、未成年がLINEを利用するにあたっての危険性及びLINEを監視できるペアレンタルコントロールアプリなどにについてお話させて頂きました。
SNSを介して子供がトラブルに巻き込まれるケースが増えています。子供を守れるのは親しかいないので、ぜひ安全性を共有した上でLINEを利用するようにしましょう。
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