LINEの年齢確認|確認できない理由と対策も解説
皆様はLINEの「年齢確認」を済ませていますか?LINEは年齢確認の設定を行わなくても使用できるため、この設定の存在自体を知らない方もいるかもしれません。実は年齢確認を行っていないと、LINEの機能はフル活用できません。
今回の記事ではLINEの「年齢確認」について詳しく解説しております。年齢確認を行う設定手順や年齢確認の認証がされない原因、それらの解決策などについてしっかりと説明しているので、まだ年齢確認を行っていない方はぜひ最後までご覧ください。
また記事の終盤では、近年多発しているSNSトラブルから未成年者を守るためのペアレンタルコントロールアプリ「AirDroid Parental Control」をご紹介しています。特に未成年の子を持つ保護者の方は、自分の子どもを守るためにもぜひご覧下さい。
1LINEの年齢確認とは?
LINEでは青少年のLINEユーザーの皆さんをトラブルから未然に守るため、キャリア各社と連携し18歳未満の方はLINEのID設定およびID検索、電話番号を利用した友だち検索など、部分的な機能制限を実施しています。つまり年齢確認の結果、18歳未満とされればLINE ID・電話番号による友達検索などの機能は使えず、18歳以上であればすべての機能を制限なく利用することが可能です。
また2020年からはLINEの利用推奨年齢が12歳以上に引き上げられました。変更以前は「4歳以上」や「9歳以上」などの設定項目がありましたが、現在は12歳や18歳未満の場合、保護者管理のもとでLINEを使用しなければなりません。このような変更はSNSの普及が進み、未成年者が犯罪トラブルに巻き込まれるケースが多発していることが背景にあります。
2LINEの年齢確認を行う方法
下記よりLINEの年齢を確認する方法を詳しく説明します。
- Step 1.LINEの設定画面から「年齢確認」を開きます。そして、ホーム画面右上の歯車マーク(設定)をタップして、画面下にスクロールし、年齢確認をタップします。
- Step 2.年齢確認結果をタップし、契約している通信キャリアを選択します。年齢確認が済んでいない場合は、年齢確認結果の右側が「未確認」と表示されているので、それをタップして、契約している通信キャリアを選択します。
その後の流れは通信キャリアによって異なりますが、専用ページの案内に従いながら手続きを進めることで年齢確認が完了します。
3LINEで年齢確認ができない時の対処法
LINEで年齢確認ができない理由
1、利用中の格安SIMが非対応
LINEの年齢確認ができない理由として最も多いケースは、使用している通信キャリアが年齢確認非対応という場合です。残念ながら非対応の通信キャリアを使用している場合、年齢確認を行う方法は存在せず、対応した通信キャリアへ乗り換える必要があります。
2、法人契約の端末
法人契約などの端末では一般的に、利用者の生年月日を通信事業会社へ登録していないことがほとんどです。その場合LINE側で年齢確認をすることが不可能となります。
3、PC版のLINEを使用している
PC版のLINEでは、年齢確認をすることができません。年齢確認はスマートフォンのみ対応しているため、年齢確認が必要であればスマートフォンを使用しなければなりません。
LINEで年齢確認ができない時の解決法
1、別の通信キャリアへ乗り換える
先にご紹介した年齢確認非対応の通信キャリアを使用している場合は、別の通信キャリアへ乗り換えることで解決します。現在格安SIMと呼ばれる通信キャリアで年齢確認に対応しているのは「mineo」「ワイモバイル」「楽天モバイル」「UQモバイル」「イオンモバイル」「IIJmio」などがあります。年齢確認を行わなければ、LINEの機能をフル活用することはできません。しっかりと比較検討し、自分にあった通信キャリアを選択しましょう。
2、通信事業会社へ連絡し、生年月日を設定する
法人契約の端末で年齢確認を行うには、利用者の生年月日を登録する必要があります。当然個人の判断で行うことはできないので、業務上年齢確認を行う必要があるのであれば、社内の担当者へ相談した上で生年月日の登録を行いましょう。
3、PC版とスマートフォンのアカウントを紐づける
スマートフォンとPCで同一のアカウントを利用している場合は、スマートフォンで年齢確認を行うことで、PC版でも年齢確認後の機能を使用することが可能になります。また異なるアカウントを使用している場合は、スマートフォンに同期させる必要があります。
4【保護者様必見】青少年保護のためLINEの利用管理ツールお勧め
冒頭でも触れたように、これだけLINEが青少年保護に向けた仕様変更を行っている背景には、SNS利用による未成年者の犯罪トラブルなどが挙げられます。このSNSトラブルは被害者側だけでなく、時には加害者側として問題になることもあります。保護者としては、当然どちらの立場にもなって欲しくはありません。
しかし現代においてLINEを使用しないことは難しく、保護者が常に監視することも不可能です。そこで今回はそれらの問題をオールインワンで解決できるペアレンタルコントロールアプリ「AirDroid Parental Control」を紹介します。
LINEの監視においては、デバイスの画面表示機能が最適です。この機能を使用するには、保護者と子ども両方のデバイスに設定をする必要があります。設定後は保護者のデバイスに子どものデバイス画面をリアルタイムで共有することができるため、子どもと離れた場所にいても監視することが可能です。
当然LINEだけでなく他のSNSやアプリへの課金、不適切コンテンツの閲覧など、様々なトラブルを未然に防止できる可能性が高くなります。使用する際は、ぜひ子どもの理解を得たうえでアプリを導入しましょう。
まとめ
今回はLINEの年齢確認について詳しく解説しました。LINEの年齢確認ができない理由と解決策は下記よりです。
- 使用している通信キャリアが非対応 →対応している通信キャリアへ乗り換える
- 法人契約の端末で、利用者の生年月日が登録されていない →利用者の生年月日を登録してもらう
- PC版のLINEを使用している →スマートフォンのLINEとアカウントを紐づける
この年齢確認という機能は、青少年保護を目的としています。LINE公式の規約が変更されるくらい、未成年者を巻き込んだSNSトラブルが頻発しているということです。保護者の皆様はぜひ、自分の子どもがトラブルに巻き込まれないよう日頃から注意深く観察してください。
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