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【安心】子どものiPadを制限する方法

谷垣新太 更新日 Sep 27, 2024 提出先: ペアレンタルコントロール

子供にiPadなどのタブレットを買い与える際、買ってきたまま子供に渡してはいけません。なぜなら、ほとんどの機能が使い放題になっているからです。

そのまま子供がiPadを使ってしまうと、制限されないままなので何時間も使ったり、不必要なアプリをダウンロードしたり、不健全なコンテンツに触れたりします。場合によってはアプリ内で課金してしまうリスクもあります。

そうならないように、子供がiPadを使う際の制限について、分かりやすく紹介しています。では、どのように設定するのか詳しくみていきましょう。

1子どものiPadを制限する方法

子供のiPadを制限する方法はいくつかあります。

それぞれ目的ごとに異なった制限となりますので、機能別にどうやって制限するかを解説します。

1基本設定

お子様用の Apple ID を作成、ファミリー共有に参加する

全体的にファミリー共有を使用した方法となりますので、まずはファミリー共有へ子供を参加させる方法からです。

子供がiPadでファミリー共有を利用するためには、子供用のApple IDを使っての設定が必要です。

次の手順でファミリー共有へ参加させてください。

  1. Step 1. 親のiPadもしくはiPhoneで「設定」を開き、自分のユーザ名をタップします。
  2. Step 2. 「ファミリー共有」>「メンバー追加」をタップします。
  3. Step 3. 「お子様用アカウントを作成」をタップし、必要情報を入力し子供用のApple IDを作成し、画面案内に従って最後まで設定をすすめます。
  4. ファミリー共有 お子様用アカウントを作成

これで子供用のApple IDによるファミリー共有へ参加は完了です。

スクリーンタイム・パスコードを設定する

  1. Step 1. 「ファミリー共有」をタップし子供の名前を選択して、スクリーンタイムをオンにします。
  2. Step 2. スクリーンタイム・パスコードを設定します。

2iPad利用時間を制限する

子供にiPadを使わせる場合、使用時間を制限しなければなりません。子供は自分で使用時間を管理できず、ずっと使い続けてしまうからです。

休止時間を設定することで、心身に悪影響が出るような使用を防止します。次の手順で設定します。

  1. Step 1. 「設定」>「スクリーンタイム」>「ファミリー」タップして、子供の名前をタップします。
  2. Step 2. 「休止時間」をタップし、休止スケジュールや休止時間の設定を行い完了です。
  3. iPad 休止時間

3アプリの利用時間を制限する

iPadの休止時間とは別に、インストールされているアプリの利用時間も制限できます。

この設定をすれば、子供のiPad利用をより精度高く管理できるでしょう。

  1. Step 1. 「設定」>「スクリーンタイム」をタップします。
  2. Step 2. 「App使用時間の制限」>「制限を追加」をタップします。
  3. Step 3. 制限を追加したいカテゴリを選択し、「次へ」をタップしてから使用時間を設定し、最後に「追加」をタップして完了です。
  4. iPad App使用時間の制限

なお、アプリ個別に利用制限を行うことも可能です。

iPad アプリ個別に利用制限

4アプリのダウンロードを制限する

子供が親の目の届かないところで黙ってiPadにアプリをダウンロード、インストールして使用することも考えられます。

新規にアプリをインストールすると、利用制限の制限から外れてしまいますので制限しなければなりません。

  1. Step 1. 「設定」>「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
  2. Step 2. スクリーンタイムのパスコーを入力し、「iTuneおよびApp Storeでの購入」をタップします。
  3. Step 3. 「インストール」をタップし、最後に「許可しない」をタップして設定完了です。
  4. iPad アプリのダウンロードを制限

5アプリ内の課金を制限する

アプリの利用制限、インストール制限まで行っても、子供がiPadを使う上での心配は残ります。それはアプリ内での課金です。

アプリ内で子供が課金してしまうと、高額請求につながるケースが多いため、これを管理しなければなりません。

  1. Step 1. 「設定」>「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
  2. Step 2. スクリーンタイムのパスコーを入力し、「iTuneおよびApp Storeでの購入」をタップします。
  3. Step 3. 「アプリ内課金」をタップし、最後に「許可しない」をタップして設定完了です。
  4. iPad アプリ内の課金を制限

6不適切な内容を制限する

インターネット上には子供に不適切なコンテンツが氾濫しています。

子供自身にそのつもりがなくても、iPadで不適切なコンテンツに触れてしまう可能性がありますので、これは制限しなければなりません。

最悪の場合、不適切なコンテンツのダウンロードや、課金の可能性があります。

  1. Step 1. 「設定」>「スクリーンタイム」をタップします。
  2. Step 2. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、スクリーンタイムのパスコードを入力後、「コンテンツ制限」をタップします。
  3. Step 3. 「Webコンテンツ」>「成人向けWebサイトを制限」をタップすれば完了です。
  4. iPad Webコンテンツ

2【関連情報】親がAndroidスマホで子どものiPadを制限できるアプリ

子供のiPadを制限する方法はいくつか紹介しましたが、設定が複雑で標準的な方法になると手順がいくつも存在しており、設定漏れの危険があります。

そこで親が簡単に子供のiPadを制限できるアプリがあります。

それはAirDroid Parental Controlというもので、非常にシンプルで直観的に様々な機能に対して制限を賭けることができるのです。

AirDroid Parental Control ロゴ

では、どのような制限があるかその特徴を簡単に見てみましょう。

AirDroid Parental ControlにはiPadで制限できる機能のほとんどをカバーしています。

本記事では以下の機能制限の説明をしました。

  • スマホ利用時間制限
  • アプリ利用時間制限
  • アプリダウンロード制限
  • アプリ内の課金制限
  • 不適切な内容の制限
  • Webサイトの制限

しかしAirDroid Parental Controlでは上記だけでなく、ジオフェンスの設定、サイトの閲覧履歴を確認するなど、より深い部分まで親のスマホで簡単に管理できます。

AirDroid ジオフェンスの設定

子供にiPadを安全に使用させるためには、AirDroid Parental Controlのような便利なツールを使うべきです。

まとめ

このように子供にiPadを持たせる場合は、親が管理し制限しなければなりません。世の中には有害なコンテンツだけでなく、大人にとっては問題なくても子供にとっては府権限なものも存在しています。子供に悪影響を与えることなく、親の財産も侵害させないような管理が必要になります。

そのためには、効果的に設定ができるAirDroid Parental Controlの利用を推奨します。健全な子供の育成と、最新技術であるiPadの利用ができるよう参考にしてください。

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谷垣新太
谷垣新太
社会人になってからスマホのソリューションについてブログを書き始め、10年以上テクノロジーに関する記事を書き続けている。PC、iOSからAndroidまで役立つガイドを執筆しているが、ここ数年はPC分野に専心しています。今では、iPhone、Androidおよびソーシャルメディアのアプリを深く理解しています。
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